台風が近づいてくると不安になりますよね。
私は生まれも育ちも九州なので台風には慣れている方だと思いますが、毎回台風が近づいてくると被害が起きないように4~5日前から準備をしています。
対策をしていると気持ち的にも安心しますし、被害も最小限に食い止められますからね!
実際に、我が家や地域で台風が来る前にしている対策や、購入品、またそれに合わせて国が公表している対策などをまとめましたので参考にしてください。
台風対策
地震とは違って台風はある程度予測が立てやすいので、遅くても接近する2~3日前までには準備していきたいですね。
風が強くなる前にやっておきましょう!
- 外に置いてあるものが飛ばないようにする
- 物干し台を倒しておく
- 雨戸を閉めたり、窓ガラスの飛散防止をしておく
- 車対策(場所移動やカバーをする)
- モバイルバッテリーやスマホの充電
- お風呂に水を溜めておく
- 生ものは先に食べておく
①外に置いてあるものが飛ばないようにする
植木鉢や自転車など、外に置いてあるものが風に飛ばされないように、家の中に入れられるものは入れましょう。
中に入れられないものは、玄関先など風の当たらないところに置いたり、大きいものはあらかじめ倒しておくとか柱にくくりつけておくようにするといいです。
ちなみに、我が家のお隣さんはお花が大好きで、植木鉢がたくさん置いてあります。
家の中に入れられる量ではないので、いつも鉢どうしをくっつけてひもで結んでいます。あとはフェンスにくくりつけたりしていますね。そのおかげか、今まで鉢が飛んできたり、倒れて割れたりはしていません。
②物干し台は倒しておく
物干し台や物干し竿も、強風で飛ばされるとかなり危険です。
うちの場合は物干し台ごと倒れてしまうので、竿は下におろして、台はいつも横に倒して固定しておきます。
アパート・マンションの固定された物干しの場合は、物干し竿を室内に入れるか、下に置いて重しを乗せるかしておくといいですよ。
③雨戸・窓ガラスの飛散防止
窓ガラスが割れると、雨風や飛んできたものが部屋に入り込んで大変なことになります。
雨戸やシャッターがあるお家は、必ず雨戸を閉めましょう。雨戸がシャッターがない場合、養生テープを『米』か『×(バツ)』の形に貼りましょう。

養生テープを貼ることでガラスが割れにくくなりますし、割れたときにも飛び散りにくくなります。
ガムテープはかなり剥がしにくいので、養生テープにしてくださいね!
「養生テープは貼ったり剥がしたりが面倒」という人には、飛散防止フィルムがおすすめです。

さらにカーテンも閉めて、万が一割れたときにも室内に物が入ってくるのを防ぎましょう。
雨風が強いとサッシの隙間から水が入ってくることもあるので、新聞紙をサッシの溝に詰めておくのもいいですよ。
④車対策
車は風が強い所だと横転したりすることもあるので、立体駐車場に避難させる人も多いです。
あとは物が飛んできてガラスが割れるのを防ぐために、フロントガラスに段ボールや毛布をかぶせてヒモでしっかり固定しておくといいですね。

我が家でもダンボールをフロントガラスにかぶせてヒモで縛っていたのですが、縛り方が甘かったようで、ダンボールが風でズレてしまいました。
ヒモを何か所か結んでしっかりと固定しておかないとダメでした。
⑤スマホやモバイルバッテリーの充電
停電したけどスマホの充電が切れて連絡が取れない、災害情報を見たいけど見れない・・・とならないように、スマホやパソコン、タブレット、モバイルバッテリーなど、充電できるものはあらかじめフル充電しておきましょう。
⑥お風呂に水を溜めておく
断水した時のためにお風呂に水を溜めておきましょう。残り湯だと主にトイレを流すのに使いますが、きれいな水なら体を拭いたりもできます。
バケツややかんにも水を溜めておきましょう。
⑦生ものは先に食べておく
台風が来そうだなというときは、冷蔵庫にある肉や魚などの生ものは先に調理して食べてしまいましょう。
停電してしまうと生ものは悪くなるし、冷凍食品は溶けてしまいます。もし停電してしまったら、極力冷蔵庫や冷凍庫は開けないようにして冷気が逃げないようにしてくださいね。
我が家で他にやっていること
我が家には、家のあちこちにちっちゃい通気口があるのですが、台風が来る前には雨風が入ってこないように通気口のフタを閉じています。
他には、排水溝や雨どいに葉っぱやゴミが詰まっていないかチェックしています。
詰まっていると水が溜まってプール状態になったり、水が逆流して家の中にまで入ってくる可能性もあるので、水はけを良くしておくことは大事です。
台風接近前に用意するもの
台風が接近する前に用意しておきたいものがこちらです。
- 食料・水
- 懐中電灯・ランタン
- モバイルバッテリー
- ラジオ
- カセットコンロ
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 赤ちゃん・ペット用品
①食料・水
私の住んでいる地域では、台風が近づくとスーパーからパンが消えます。
火を通さなくても食べられるものがいいので、我が家ではパン・缶詰・お菓子を多めに準備しておきます。あとは、レトルト・栄養補助食品も買っていますね。
ラーメンは常にストックしています。ただ4人家族の我が家では水を結構使うので、断水したときにはあまり頻繁には食べられないかなと思っています。
そして、台風が近づく前にはご飯を多めに炊いておにぎりにしておきます。
食べるときに洗い物を出さないように紙皿や紙コップ、割りばし、ラップなども準備しています。
水は1人1日当たり3リットルが必要だと言われています。3日分は用意しておきたいので、4人家族なら3リットル×4人×3日分=36リットルが必要ということになりますね。
ちなみに、ウォーターサーバーがあると災害時の備蓄水になります。
子どもたちの飲み水用に設置しましたが、停電になっても使えるタイプだったので、もしもの時も安心感がありますね。
ボトル1本が12リットルなので、4人家族の我が家はボトル3本あれば3日間は過ごせます。大量のペットボトルを買い出しに行かなくてもいいのは助かります。
重いボトルを上に持ち上げなくても足元でボトル交換ができて、停電の時も使えます。
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ウォーターサーバーは申し込みから届くまでに5日~1週間ぐらいかかるので、家族の安心のためにも早めに準備しておきましょう。
②懐中電灯・ランタン
停電に備えて懐中電灯やランタンは必ず備えておきましょう。
100均にもランタンが売ってありますよ。(300円とか500円だったはず)
我が家では、廊下や階段に電池式の人感センサーライトをつけています。夜も足元が見やすいし、停電のときにも役立ちます。
このライトは取り外しができて懐中電灯替わりにもなるすぐれもの。
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③モバイルバッテリー
スマホが使えなくなると不安ですよね。
私はお出かけのときにもかなり役立っているで、災害時だけじゃなくてもモバイルバッテリーを持っておくと安心です。

④ラジオ
スマホがあればいいという人も多いかもしれませんが、もし基地局が被害に遭ってしまうとスマホが通信できなくなる可能性もあります。
その場合に備えて、ラジオを準備しておくと安心です。
地元のラジオ局は、詳しい被害情報や避難情報を教えてくれたりするので頼りになります。
ついでに乾電池の在庫も確認しておきましょう。
⑤カセットコンロ
ガスが使えなくなった時のため、そしてオール電化の家庭は停電すると調理ができなくなるので、ガスコンロとガスボンベは準備しておきましょう。
我が家はオール電化なので、ガスコンロとガスボンベも2~3本は常備しています。
⑥ティッシュ・ウェットティッシュ
衛生面を保つために、ティッシュやウェットティッシュも用意しておきましょう。
何年か前に台風が来た時は暑かったので、体を拭くウェットシートも役立ちました。
⑦赤ちゃん用品・ペット用品
お家に赤ちゃんやペットがいる方は、おむつやおしりふきなどの赤ちゃん用品、ペットのエサやトイレシーツの予備があるか確認しておきましょう。女性の方は生理用品も忘れずに!
お店で売り切れるもの

台風前にスーパーに買い出しに行くんですが、その時によく売り切れているものは、養生テープ、パン、水、お茶、乾電池です。
保存ができるものは、台風が近づく前から買っておくことをおすすめします。
直前に大量に買いだめすると他の人が買えなくなってしまうので、計画的に備蓄しておきましょう。
国が公表している台風対策
国も台風対策を公表しています。
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気象庁ホームページ/台風や集中豪雨から身を守るために
公表されている対策は、この記事で紹介しているようないつも我が家でやっている対策とほとんど変わりませんでした。
ただ、今までは自宅で台風対策をしてなんとかやり過ごしてきましたが、これからは台風も大型化していくかもしれないし、もし被害が大きくなりそうなときには事前に避難するという選択も必要だなと感じています。
避難場所の確認と防災セットの準備はバッチリにしておいて、台風が来そうなときには情報をこまめに確認するようにしましょう。
まとめ
台風が来る前にやっておくこと・準備しておくもののまとめです。
- 外に置いてあるものが飛ばないようにする
- 物干し台を倒しておく
- 雨戸を閉めたり、窓ガラスの飛散防止をしておく
- 車対策(場所移動やカバーをする)
- モバイルバッテリーやスマホの充電
- お風呂に水を溜めておく
- 生ものは先に食べておく
- 食料・水
- 懐中電灯・ランタン
- モバイルバッテリー
- ラジオ
- カセットコンロ
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 赤ちゃん・ペット用品
雨風対策(物を片付ける、家や車を守る)と食料の確保、そして停電対策をやって被害を最小限に抑えましょう。